みなさんが「手打ちパスタ」といって思い浮かべるのは、ローラーのついたパスタマシーンでくるくると作られるパスタのイメージではないでしょうか。

実際、イタリアのレストランでも、パスタマシーンを使って様々なパスタが作られています。

このパスタの製法は、ラミネーテッドパスタ（Laminated Pasta）と呼ばれ、生地を薄く延ばしながら折り重ねる製法で、タリアテッレやタリオリーニなど生パスタ特有の「歯切れのよさ」と「コシ」が生まれます。

一方、日本では押出し式と呼ばれる「もちもち」した食感の生パスタが広く普及しています。これはエクストルーダーパスタ（Extruder Pasta）と呼ばれ、「もちもち」した食感に仕上がるので、乾燥パスタやショートパスタに用いられる製法です。

このようなパスタがつくれます。

プレーンパスタ

キタッラchitarra

イタリア中部のアブルッツォ州の伝統的パスタ。
断面が正方形をしており、細めのタイプは歯切れの良いプチプチッとした食感が魅力で、太めのタイプはもっちりとした食感が特徴です。

タリオリーニTagliolini

やや幅細めの平打ちパスタ。軽めのソースによく合います。ペペロンチーノやフレッシュトマトがおすすめ。

タリアテッレTagliatelle

幅広めの平打ちパスタ。ボロネーゼを始めとしたラグー系のソースや、クリーム系のソースとの相性が　非常に良いパスタです。

タヤリンTajarin

アルバ（イタリア・ピエモンテ州）の職人から教わった、小麦粉と卵黄で作る。同じくピエモンテ州名産のトリュフとの相性は抜群。

ハーブフレーバー

オレガノOregano

オレガノを練り込んだパスタ。フッレシュなトマトとの相性が良く、肉の臭み消しにもなるので、ラグー系のソースにもアクセントを加えます。

バジルBasilico

フレッシュのバジルを練りこんだパスタ。美味しいチーズとオリーブオイル、そしてお塩があれば、このパスタの美味しさを引き出せます。

ローズマリーRosemary

ローズマリーを練り込んだパスタ。肉や野菜の風味を引き立たせてくれます。

ルッコラRucola

フレッシュなルッコラを使用しています。トマトや生ハムによく合います。

唐辛子Red peppers

やや幅細めの平打ちパスタ。軽めのソースによく合います。ペペロンチーノやフレッシュトマトがおすすめ。

パセリParsley

パセリを練りこんだパスタです。パセリの香りと彩りがアクセントになり、魚介のソースや、野菜の味を引き立てます。

ベジタブルフレーバー

ほうれんそうSpinach

ほうれん草を練りこんだパスタ。クリームソースとの相性が良9、鮮やかな色合いが見た目を華やかにしてくれます。

トマトTomato

トマトの甘みが感じられるパスタ。フッレシュなトマトのオイル系ソースと合わせてみて下さい。

ビーツBeet

ビーツ（赤かぶ）を練り込んだパスタ。明るいパステルカラーのパスタが楽しめます。

その他

イカスミSepia

イカスミを練りこんだパスタ。イカの墨袋を一つ一つ裂いて裏ごしして使用しているので、風味が格別。一流シェフからの人気も高いパスタです。

ミスタMista

数種類の生パスタを組み合わせたプリマ・パスタならではのパスタです。一口ごとに変わった食感が楽しめ、一皿で様々な楽しさが楽しめます。

全粒粉Whole wheat flour

最近、注文が増えてきた全粒粉。ミネラルが豊富なうえに小麦の風味も強く、トマトとの相性も抜群です。