麺へのこだわり

80%の力でやったら60%の物しか作れない。
だから120%を目指してます。

生パスタをお店で打って提供しているお店は、ランチタイムとディナーの間など、本来は休憩の間を使って仕込んでいます。小麦粉と卵を練り合わせ、生地を延ばし、希望の形に成形していくのですが、“面倒だから”と練る作業を適当に済ませてしまうと、適当な生地しか出来ず、延ばしの作業も適当な気持ちで進めれば、毎回違った厚さで出来上がってしまいます。

いい物を作るには、美味しいものを提供するという、お客様への思いが必要です。

プリマパスタでは、粉を練る機械や、延ばす作業こそ機械の力を借りていますが、季節毎に変わる水分量の調整や、生地の硬さによる延ばし加減の変化など、 100食分のパスタを作るのに、たった30g(大さじ2杯)の水加減を足し引きし、厚み±0.05mm以上の誤差にならないよう、気を配りながらローラーの間隔を調節しています。

「100%を目指してもようやく80%の出来なんだから、80%の力でやったら60%の物しか作れない、だから120%を目指してます。」
とおっしゃっていたシェフがいました。

私達の仕事もその通りで、毎回、100%同じ物を作るというのは不可能に近く、それが手作りの良さと言ってもらえるのですが、それに甘え80%の気持ちで仕事をすると厳しいお叱りを頂く事になってしまいます。

厚さが0.1mm変わるだけで麺の茹で時間が30秒~1分変わってしまうので、少しの誤差でも茹であがりの食感に影響が出てしまいます。
プリマパスタでは、0.05mm以内の誤差に抑えることを心がけており、この範囲であれば多少のバラつきがあるものの、手作りの良さが感じられる品質をキープする事が出来ます。
お客様の「おいしい!」という声を励みに、120%の力を出し切るつもりで頑張っています。