本年もこだわりを貫きます

新年あけましておめでとうございます。 初めての登場になります。新米のSatoshiです。 新米と言っても歳は取っておりまして、今までは食品とは無関係の会社で働いていました。このたび地元に戻り、縁あってプリマパスタで働いております。宜しくお願いいたします。 年末年始はありがたいことにオーダーが立て込み、工藤ほか全員がお客様対応と生産で立て込んでおりますので、初登場となりました。   私が弊社に来て最初に驚いたのは、生産現場の入口に、卵が入った容器がたくさんあることでした。よく見ると、容器ごとに全部色がちょっとずつ異なっています。 前職では生産にも携わっていた私からすると、諸々の材料は統一させていくことが基本ですので、一緒にすれば卵の準備の手間がいっきに効率化されると考えます。   という話を工藤にすると、当然「何言ってんの?」という反応でした。   卵はお客様それぞれの味に合わせて作っているので、レストラン様や料理教室様がこだわりを持って独自色を出そうとすればするほど、弊社もそれに合わせて個別にご用意するのが使命であり、存在価値だと捉えています。結果的に材料の種類は増えていきます。 卵のみならず、小麦も驚くほどに多品種を抱えています。これも同じ理由です。   品目で見るとニョッキも、生産効率だけを考えれば作ってはいけないものなのかもしれません。 それでもお客様からオーダーをいただければありがたく最高品質のものを作らせていただいております。またこれが、悔しい(?)くらいに美味しいんです。身内が言うべきことではないのかもしれませんが。   企業体としては非効率になってしまっていることは承知のうえで、最も大事にしなければならないものをお客様と一緒に大事にしております。 どんなこだわりにも応える弊社と生パスタ、プリデンテ(また次回以降詳しく話題にします)、ロカボーノを本年も宜しくお願いいたします。
この記事を書いた人
satoshi